(2008年5月現在、内藤さんが豊橋市に転居されたことに伴い、会長を退任されました)
内藤さんは、豊橋市生まれ。日本トンボ学会会員、三河生物同好会会員、作手村史編集委員。こう書き連ねると何かいかめしい感じですが、実際はひょうひょうとした性格の、少年みたいな人です。
豊橋市を中心とした地域誌に、「トンボ舞う里山」と題して連載記事を書いています。その中の一節を紹介します。
『豊橋の平野部で育った私にとって、ギンヤンマとカトリヤンマ以外のヤンマは、いわば憧れの的であった。
初めてオオルリボシヤンマを採集したのはやはり作手村で、高校生の時であった。今は消滅した、東田原地区のウキヨコテ湿原の中にあった小池である。手にとって見た時のあの飛び上がらんばかりの喜びは、今でもはっきりと思い出すことができる』
自然への感動体験の乏しいわたしにとり、内藤さんは、まるでファンタジーの世界に生きている人のようです。 内藤さんは、内藤さんだけの美しい世界を見ているんですね。
内藤さんの連載記事の写真。
ヨツボシトンボ。
ネキトンボ 。